アップデート 2006.03.08
 
アーティスト名 Derek & The Dominos
デレク・アンド・ドミノス
アルバムタイトル Layla and Other Assorted Love Songs
いとしのレイラ
 
 
DISC 1
01 I LOOKED AWAY
02 BELL BOTTOM BLUES
03 KEEP ON GROWING
04 NOBODY KNOWS YOU(WHEN YOU'RE DOWN AND OUT)
05 I AM YOURS
06 ANYDAY
07 KEY TO THE HIGHWAY
 
DISC 2
01 TELL THE TRUTH
02 WHY DOES LOVE GOT TO BE SO SAD
03 HAVE YOU EVER LOVED A WOMAN?
04 LITTLE WING
05 IT'S TO LATE
06 LAYLA
07 THORN TREE IN THE GARDEN

『いとしのレイラ』である。
曲名を知らなくても聞けば納得の、某自動車メーカーのCMで近年使われ、誰もが知る印象的なフレーズのあの曲が収録されたアルバムだ。


ちょっと知ってる人ならエリック・クラプトンの曲だって事は承知してるだろう。
彼がヤード・バーズ⇒クリーム⇒ブラインド・フェイスを経て、アメリカに渡り結成されたバンドが、このデレク・アンド・ドミノスだ。

昨今、多種多様なCMソングを集めたCD、ラヴソングだけ集めたCDなど等にも収録されているようだが、オリジナルはこのアルバム。
なんと、1970年の作品。


原題は『Layla and Other Assorted Love Songs』であるが、これを翻訳サイトなんかに入力してみると<Laylaと他のさまざまなラブソング>ってな具合になる。
あくまでメインはレイラなのだ。

そんなにレイラなんだ?レイラとラブソングなんだ?
どんだけ、レイラなんだよ!
つーか、レイラって誰よ?

と、若かりし俺は思ったが、その逸話を知った時は衝撃だった。


レイラとは11世紀だか12世紀だかの『レイラとメイノン』というラブストーリーのタイトルから取られたと言う。
でも、実際の所、レイラとはクラプトンの親友である故ジョージ・ハリスンの妻パティ・ボイド・ハリスンの事なのである。


当時、哲学やら瞑想やらにふけっていたジョージ・ハリスン。
あまり妻パティを気にかけないようになっていたらしい。
そこで、パティはジョージの気を惹こうとクラプトンに近づいた。
にも関わらずクラプトン本気で惚れちゃいます。


そんな感じで、つのる想いを、この曲に託し吐き出すように歌った歌がこの『いとしのレイラ』です。
熱い!熱いよ!クラプトン!


そんな熱い情熱にほだされたのか、、、
後にパティはジョージの元を去り、めでたくクラプトンとパティは結ばれるのでした。
まさに略奪愛!!!

まぁ、更にまた後に二人は離婚しちゃってますけどね。。。(苦笑)


そんな熱い熱い歌であることを知っておいて頂きたい。



クラプトン会心の傑作。
名盤中の名盤ですが、このアルバムにおいて忘れてはならないのは、故デュアン・オールマンの存在でしょう。
オールマン・ブラザーズ・バンドの名ギタリストであるデュアン・オールマンがゲスト参加してます。
特に『いとしのレイラ』における、クラプトンとのギターのかけ合いは、エキサイティング!
まさに名ギタリスト同士のぶつかり合い!
彼の存在無しでは、ココまでの名曲にならなかったかもしれません。


しっとりと聞かせてくれる今のクラプトンも良いですが、俺はこのアルバムが一番好きです。


ちなみにDISC2のC『リトル・ウィング』はクラプトンも尊敬する唯一神と呼ばれるのが許されるであろうギタリスト、ジミ・ヘンドリックスの曲のカヴァーです。






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