ブリティッシュ・ハードロックと言うと、どうしてもコイツは俺の中じゃ外せない。
もしかしたら、前回、前々回紹介したレッド・ツェッペリン、ディープ・パープルよりも俺は好きかもしれない。。。
ブラック・サバスだー!
で、、、ブラック・サバスと言えば今や世界の超セレブ、ヘヴィ・メタル界のゴッド・ファーザー!!
オジー・オズボーンだ!!!
まぁ、そのうちソロの作品を紹介すると思うが、それに先立ってブラック・サバスは紹介せねばなるまい。
オジーのソロを聴いて気に入って、サバスに興味を持った訳じゃなかった。
ツェッペリンやディープ・パープル同様、ロック史を辿る上で避けては通れない道なのだ。
そして今回紹介するアルバムは「パラノイド」だ。
結構、悩んだ。。。相当、悩んだ。
個人的に「ブラック・サバス4」や「マスター・オブ・リアリティ」も捨てがたかったのだが、楽曲のインパクトでは、やはりコレを選らばざるを得ない。
さて、このブラック・サバス、、、“黒い安息日”と言う名のバンド名が悪魔崇拝的なイメージを彷彿させる。
音は重くドゥーミー。
オカルトを音楽で表現すると、、、ってのがテーマみたいな感じだ。
まぁ、理屈っぽい事は苦手だから理屈っぽい事が知りたい人は検索したまえ!
トニー・アイオミのギター、オジーのヴォーカル。。。。それがブラック・サバスなんだ!それで十分だ!!!
現代ヘヴィ・メタルにも通じる部分が非常に多く、あらゆるヘヴィ・メタルのバンドがブラック・サバスに影響を受けたであろうことは間違いない。
ヘヴィ・メタルの語源はブルー・オイスター・カルトが元祖だと言う説が有力だが、音や音楽的な様式として言うならば断然サバスだ。
さて、先ほど楽曲のインパクトっつーことでコレを選んだと書きました。
もう、一曲目からインパクトあります。
「War Pigs」代表曲かな。
悪魔崇拝的なイメージと書きましたが、明かに反戦がテーマの曲です。
アルバムタイトルも「War Pigs」にしたかったらしいですが、ベトナム戦争の最中にマズイだろ?って事で取り止めたらしいです。
タイトル・チューンでもある「Paranoid」はストレートなロックンロールでオジーがソロになってもライブでやってる超盛り上がり曲です。
ちょっと前に日産エクストレイルのCMでも、どこぞの誰かがコノ曲のカバーして使われてました。
「Iron Man」コレは若い世代にゃワカラナイかもですが、その昔プロレス界にアニマル・ウォーリアーとホーク・ウォーリアーからなる、メチャンコつおい“ロード・ウォーリアーズ”と言うヤツらおりまして、彼等の入場テーマ曲はこの「Iron
Man」でした。
ちなみにルーズ・ソックスの教祖(?)ブルーザー・ブロディの入場曲はツェッペリンの「移民の歌」。
そして、俺が高校時代に試合前に聴くアドレナリン分泌曲はアイアン・メイデンの「Aces High」でした。(誰も聞いてねぇよ)
そんな訳で後にオジーはブラック・サバスを脱退してソロとなり、ブラック・サバスには超強力なヴォーカリスト、俺はヘヴィ・メタル界の北島三郎と呼んでますが、、、
ロニー・ジェイムス・ディオが参加するわけです。
だけど、どうしたってブラック・サバスはオジーじゃなきゃならんのです。俺の中では。
興味を持たれた方は、是非ネットリとしたコノ世界観を存分に味わっちゃって下さい! |