ブリティッシュ・ハードロック代表選手、一番手はレッド・ツェッペリン。
紹介するのはWだ。
そう、天国への階段が入ってるアレです。
俺が持ってるいる日本版のCDには「レッド・ツェッペリンW」と書かれいてる。
しかし、厳密に言うとアルバムタイトルが付けられていない作品であり、「SYMBOLS」だとか「FOUR SYMBOLS」と呼ばれるらしい。
その理由は、なにやら得体の知れない何かのマークが4つ刻まれているからだろう。
きっと、本気の通達はこう呼ぶのかもしれやん。
本気じゃないので俺はWと呼んでます。
さて、まずココで言わなきゃならない。。。
興味はあるけどツェッペリンをまだ聴いたことのない人達へのメッセージだ。
「とりあえずWから聴け!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、ドラゴンボールばりの“!”の数を出してしまったが、コレぐらい言っておかなきゃならない。
もう一度、、、
「とりあえずWから聴け!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
はい!画面の前の君達も声に出して大きな声で〜
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はい、たいへん良く出来ました。。。
さてさて、こんな風に言わせた俺様はWから聴いていない。。。
高校時代、俺も色々なロックを聴いてるウチに「ツェッペリンを聴いてみよう。」と言う段階まで来た。
だが、何を手始めに聴けば良いかわからない。
そうだ!困った時はロックイン姉ちゃんに聞いてみよう!
ってな感じで当時行きつけ店だった、CD屋さんに行ってみた。
ロックイン姉ちゃんとは、後に俺が師匠と崇めるCD屋のオバサンだかお姉さんだかハッキリと認識出来ない店員さんだ。
まぁ、CD屋と楽器屋が併設された店舗で楽器屋の名前がROCK INNだから仲間ウチでそう呼んでただけの話だが、、、。
そんな感じでツェッペリンを求めてCD屋に行ってみたが、、、姉ちゃん休みらしい_| ̄|○
仕方なく俺はツェッペリンコーナーをウロウロ歩き回り、何枚もCD出しては引っ込め。出しては引っ込め。。。
たま〜〜〜に、マドンナとかのCDを手に取ってみたり、、、
そんなこんなで2時間近く悩んだあげくに「やっぱ男ならTから聴くべきだろ!!」と意味不明に男をかかげ、Tを買って帰った。
もちろん、帰るなり開封して聴いてみるわけだが、、、、
あんましガツンと来ねぇ。。。
コレがそうなの?噂に聞くレッド・ツェッペリンっつ〜のはコノ程度なモンなわけ???
つーーか、俺には良さが理解出来ねぇ、、、
と、2時間悩んだのに20分後にはガックリ来てた。。。
後日、再びCD屋を訪ねる。。。
姉ちゃんが居たので、一目散に姉ちゃんの元へと向かいこう言った。
「なんかさ〜、、、ツェッペリンって俺には合わんわ。。。」
すると、即座に察したのだろう、、、姉ちゃんはすかさず切り返してきた。
「アンタ!何聴いたの?!」
客に向かって、アンタとは何事だ!と今なら言うだろうが、
まだウブな高校生は「Tだよぅ・・・。やっぱTからだろ?男なら・・・」と素直に答えた。
はぁ、、、と一瞬タメ息をついたと同時に姉ちゃんの猛攻。。。
「それダメぇ!」といきなりダメ出しされた。
もう、「掻いちゃダメったら、掻いちゃダメぇぇぇえええええ!」のCMぐらいのダメだった。
あっけに取られてると、「ちょっと待ってな。」と言いつつ何やらゴソゴソと探し始めた。
なんだよ、なんだよ、、、そんなにダメ出ししなくってもさ。。。と、小石を蹴る感じでスネて待ってると、、、
目の前に出されたのはコレ! Wのアナログ版。
通常、店内で掛けられる事は無いのだろうが、「とにかく聴け!いいから聴け!」と言わんばかりに店内で掛けてくれた。
流れて来るのは一曲目のブラックドック。。。
もうガツンと来た。
俺が「おぉ!!」と声を上げると姉ちゃんは「ね?」と言ってニッコリ。
ついでに俺モッコリ、姉ちゃんネットリ(何のこっちゃ?)
二曲目のロックンロールを聴いた所で「コレください!!!!!」と俺は姉ちゃんに告げた。
やっぱし、聴くにも順序がある。
そう学んだ想い出深い一枚なのでした。
その後は姉ちゃんの教えにしたがって今に至った。
「まずW聴いて、んでV、U、Tって聴けば、その頃にはTの良さがわかるから。。。」
まさしくその通りだった。
VIVA姉ちゃん!
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