2006.04.22 【MUSIC LIFE】

さて、、、中学を卒業の頃にはチョットした洋楽通になっていた。

と、言っても年齢の割りに知ってると言う程度で、聴いてるのは流行モンの音楽ばかりである。
まぁ、この頃はいわゆるポップな曲が中心で、その流行モノの中に現在の俺が聴く音楽に通じるトコもあるが、それでもポップと言うかキャッチーなメロディラインだったりするものが主流である。

この当時はボン・ジョヴィのリヴィン・オン・プレイヤーが大ヒットし、ヨーロッパのファイナルカウントダウンは10年に一度の名曲などと呼ばれ、、、
空前絶後のMTVブームに乗っかってハードロック系のバンドがバンバン出てきていた時代だった。
エアロスミスの復活、ブレイクしたホワイトスネイク、新人ではポイズンなどなどハードロック勢の勢いは凄まじかった。


前にも書いたが、コレらの音楽が自分の趣味に合ってるいるように感じていた。
自分なりに分析すると、、、、
@長髪
A皮パン
Bハーレーダビッドソン
ヘビメタさん三種の神器じゃないか・・・・・。
俺はヘビメタさんなのか・・・・・。

誤った認識を持ったまま高校へと進学をした。
頭の悪そうな顔したヤツらばっかりの高校、、、、
最初に仲良くなったヤツはボーズ頭の変なヤツだった。


だが、、、彼のカバンにはモトリークルーのロゴが。。。
この瞬間、彼のあだ名はモトリーに決まった。

そんなモトリーの中学はちょっと田舎な所で、校則で坊主と決まっていたので、引退した野球部のような髪型だったが、、、
その正体はギタリスト。
初めて行ったライヴは彼のライヴだった。
当然、彼が聴いてる音楽は俺が聴くのよりもハードだった。
ウォークマンで音楽を聴く俺に彼が『何聴いてんの?』って聴かれて、『ポイズン』って言ったらドえらく馬鹿にされた。



兄がハードロックファンと言う別の友達にも馬鹿にされ、『明日、超イイのをダビングして持ってきてやっから聴け』と言われて、翌日手にしたのがガンズ&ローゼスだった。
思い切りツボだった。
ハードロックの洗礼をコノ時に受けた。
それからというもの、彼らにオススメの音楽を聞き、ありとあらゆるハードロック、ヘヴィメタルを聴くようになった。




そんなロックな男、モトリー君のロックなエピソード。
休み時間、彼が唐突に言った。
『放課後にBIGなSHOWを見せてやる』
何やるんだ?と聞いても放課後まで楽しみにしとけ。。。と教えてくれなかった。



放課後、、、
『ビッグショウって何だよ?』と何人かの友達とモトリー君の元に集まった。
彼は『いいから、とにかくココで待ってろ。』
そう言い残すと、隣の教室に向かった。
出てきた女の子とドアごしで何か話をしてるようだ。
しばらくして、彼が戻って来て言った。


『こっぱ!こっぱ!!』



“こっぱ”とは?
当時、流行っていた人気深夜番組『ねるとん紅くじら団』という、彼氏彼女を見つけよう〜的な番組で告白タイムにカップルが成立しなかった場合に石橋貴明が放つ台詞、、、『まさに!木っ端微塵!』から来てる“こっぱ”だという事はすぐにわかった。。。


ってか、告って来たのかよ。。。
でも、何かロックな匂いがするな。。。(←やっぱり馬鹿か)



そして、何故か仲間ウチでそれが流行ってしまうお馬鹿さ・・・・。
密かに『BIG SHOW』は我々の間でブームとなった。(←な、馬鹿だったろ)

そして、高校一年春、、、ブームに乗って俺も初の彼女をゲットした。。。


まだまだ続くよ!オチが音楽と関係無ぇってのは内緒だからね?

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